No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra
関口雄飛
「クルマが本当に良かった。そのクルマをくれたチームには感謝している」
予選でもうちょっと前にいる予定だったんですけど、沈んでしまって。ましてや今日“ワンデー(レース)”ということで予選と決勝のインターバルが少ないなか、ここにいる脇阪(寿一)監督が決勝に向けて『方向性を変えよう。こういう方向で行こう』っていうことを言ってくれました。それに従った形で行きました。また、近藤(尚史チーム代表)もセッティングに関わっているので、コメントを受けて、決勝に向けてもっとやっていいんじゃないかと後押ししてくれたのですが、それが良かったです。ドライバーって朝は10位の走りしかできないけど、午後からの決勝…4時間後に優勝できる走りができるほどそんなすぐには変わらないし。(優勝できたのは)クルマが本当に良かったから。そのクルマをくれたチームには感謝しています。(シーズンの)流れを見ると、開幕(岡山戦)で2位を獲れたんですが、そこから本当に苦しい時間が長くてチームスタッフもドライバー含めてみんなすごく苦しかったので、今日の結果を得られて非常にうれしいです。
(次戦のもてぎに向けて)僕らは同じSupra勢の36号車(au TOM’S GR Supra)の決勝の強さを目標にがんばっていて。それがさっき言った決勝前に変えた…、寿一監督がアドバイスをくれたものと関係がありそうな感じがするので、それをしっかり次のレースまでに精査したい。なんか掴み掛けてる感じがするので、それを確実に掴んで今回のレースをまた次のレースに繋げられるようにがんばります。
中山雄一
「今日は“采配完璧、クルマも完璧”っていうところだった」
開幕戦で2位を獲ってから、結構辛いレースが続いていました。だんだん周りが(サクセス)ウェイトを積んでいって、僕たちが軽い部類に入ってきたなかでも、ここ数戦前は結果が残っていなくてなかなか厳しい思いをチームみんながしていました。今回に懸ける想いっていうのは、近藤チーム代表、(脇阪)寿一監督も、僕らがどういった運転をすればいいのかっていうところでミーティングを何回も重ねました。今日の予選は10番手で全然いい結果じゃなくて、チームとして“またか”っていうような感じでいい雰囲気ではなかったんです。そのなかで今日の決勝はすごく良く走れたんですけど、そこに至るまでにはものすごくみんな悩んで、どういう方向性がいいのかっていう決断をしなきゃいけませんでした。最後はみんなが『これで行こう』って決めたセットアップで走って、スタートスティントの関口(雄飛)選手の走りを見たら、『これは今日、行けるぞ!』というふうに思えました。
1回目のピットではちょっと順位を下げてしまいましたけど、2回目の寿一監督のピット戦略の采配がもう完璧で…。采配が完璧なときクルマが遅いことが多かったんですけど(笑)、今日は“采配完璧、クルマも完璧”っていうところでした。ひとつでも(何かが)欠けるとSUPER GTは勝てないっていうなかでは、すごくすべてのピースがはまったというか、どのピースが当てはまるかはわからなかったけど、チームみんなでこれじゃないかってはめ込んだピースが良かったんだなと思いました。あとは”ナカヤマ精密コーナー”(第1コーナー)で見せ場が作れなかったけど(笑)、ナカヤマ精密コーナーがあるサーキットで優勝できて良かったと思います。
昨年オートポリスで抱えていた問題が今日もまた同じように出たのですが、それをしっかり解決して決勝で走れました。昨年もオートポリス、もてぎと同じような悩みがあって結果が残らなかったのですが、今回それをクリアできたというところで、もてぎも同様にクリアできると思います。チャンピオンシップを考えて、強いレースがしたいと思います。
No.88 VENTENY Lamborghini GT3
小暮卓史
「予選は不完全燃焼だったけど、今後のレースが楽しみ」
予選は僕がいったんですけど非常に悔しい内容で、抜きつ抜かれつというか、アタックしながら遅いクルマを抜かなくてはいけない状況でしたし、(アタックに)出たタイミングが良くなくて、自分が(前走車との)間を開けたことで時間がなくなってしまったということがあったので不完全燃焼でした。
でも決勝はロングペースも、タイヤとのマッチングも良かったですし、元嶋選手がすごく速かったですね。あとはチームのピットのタイミングもミスなく機能して優勝できたのかなと。なので、なるべくしてなったような感じがしているので、今後のレースが楽しみです。
もてぎでは去年、優勝していますので、また再現したいですね、がんばります!
元嶋佑弥
「やっと勝てるチームになったんだなということをすごく感じた」
今日は15番グリッドからのスタートで、まさか勝てるとは思いませんでした。
このオートポリスはクルマのパッケージなのか毎年いまいち速く走れなくて、あまり良い印象がなかったんですけど、個人的には地元でのレースですし、応援に来てくれた人もたくさんいるので、そこで勝てたことはすごく嬉しいです。それに、なによりも今回はタイヤとクルマとすべてがマッチしていましたし、チームもすごく落ち着いて送り出してくれて、やっと勝てるチームになったんだなということをすごく感じました。なので、個人的な感想よりも、勝てる時にちゃんと勝てるチームになったということにホッとしたという気持ちが大きいですね。
次のもてぎでも優勝あるのみだと思っています。そのひとことに尽きます。
4/13-14 | Round1 OKAYAMA | |
5/03-04 | Round2 FUJI | |
6/01-02 | Round3 SUZUKA | |
8/03-04 | Round4 FUJI | |
9/21-22 | Round6 SUGO | |
10/19-20 | Round7 AUTOPOLIS | |
11/02-03 | Round8 MOTEGI | |
12/07-08 | Round5 SUZUKA |